CASE
事例紹介

経理不在の会社へ自計化支援! エクセルデータの取り込みで自動仕訳
顧客名
B社
業界・業種
輸入卸売業
従業員数
2名
課題の背景

従来、当法人で会計記帳を代行していたが、B社のご要望は記帳代行報酬をできるだけ抑えるために自計化したいということだった。しかし商品数が多く、輸入仕入れの処理などもあり、記帳がかなり大変な部類に入る会社であった。さらにB社には経理経験者がおらず、経営者は簿記の知識がないため、自計化のハードルは高いと思われた。

課題
  • B社内で行っているのはおおよその輸入先・販売先の掛金管理のみであり、会計資料の定期的な作成は行えていなかった
  • 記帳代行に対する報酬をできるだけ抑えるために自計化を希望されていたが、経理経験者は社内にいない状況だった
成果
  • 簿記の知識がなくても、所定のエクセルファイルを作成するだけで会計ソフトに取り込みができ、記帳が行える仕組みを導入できた
  • 従業員にエクセルファイルの作成方法や経理業務のレクチャーを行い、記帳業務のかなりの部分をB社社内でこなせるようになった
この相談事例を解決するまで

会計システムを利用した仕訳の自動化を提案

  • 「自計化」という経営者のご要望、また社内に経理知識のある人がいないという状況から、会計システムにエクセルデータを連携することでファイルを取り込むだけで仕訳ができるようになる「仕訳の自動化」を提案した。

会計ソフトに取り込めるような売掛台帳・経費台帳のエクセルファイルを用意

  • 会計ソフトに対応した売掛や経費の台帳をエクセルファイルで当法人が用意し、詳細な簿記の知識がなくても、エクセルファイルを取り込むことで記帳ができる仕組み作りを行った。

従業員にレクチャーを行い、エクセルファイルを利用した記帳を行えるよう支援

  • エクセルファイルの入力について従業員にレクチャーを行うことで、継続して社内で記帳ができるように支援した。
提案したソリューション
弥生会計を用いた自計化支援
担当者からのコメント
当法人でB社の記帳を代行していましたが、顧問業務の大部分を記帳代行が占める状況になってしまっていました。エクセルファイルの用意や作成のための知識のレクチャーなどにより会社の自計化を支援することで、顧問会計事務所としての業務を、記帳業務から経営相談や資金調達の相談といった、より会社の成長に資する業務にシフトしていくことができたと考えています。経営者、従業員の皆様の時間は非常に貴重ですので、無理に自計化することをお勧めしてはいません。しかし、経理全般やバックオフィス業務を見直し効率化を図ることで、「会社の経営をバックアップ」という、より付加価値の高い業務ができるよう心がけています。

この事例のサービスは…会計(自計化支援)
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